2025.11.18
コーキング(シーリング)は、外壁のつなぎ目やサッシまわりに使われている“防水の要”です。 雨漏りの多くは、このコーキング劣化から始まります。
では実際に自分自身でチェックするのはどういった点に目を向けて目安とすべきなのかをご紹介させていただきます。
皆様こんにちはTAIKENの細倉でございます。
本日は以前もご紹介したかとは思いますが、まだチェックできていない方にも是非この記事を参考にご自身のご自宅が該当していないかチェックしてほしいです。
① 築年数・塗り替えの経過年数が目安
| 状況 | 注意ポイント | 対応の目安 |
| 築5〜7年 | コーキングの表面が硬くなり始める | 点検を一度実施(早めの診断がおすすめ) |
| 築8〜10年 | ひび割れ・肉やせ・剥離が出やすい | 打ち替えまたは外壁塗装と同時に補修 |
| 築10年以上 | 防水性能が大幅に低下している可能性 | 放置すると雨漏りリスク大!早急に点検を |
※コーキングは紫外線・雨風・熱膨張によって年々劣化します。
外壁がきれいに見えても、コーキングだけ先に劣化しているケースが非常に多いです。
② 自分でもできる!劣化チェックのポイント
| ひび割れ(クラック) | 細い線のような亀裂が入っていませんか? 放置すると、そこから雨水がじわじわと浸入します。 |
| コーキングの“肉やせ” | コーキングの表面がへこんでいたり、痩せて段差ができていませんか? 柔軟性が失われてきているサインです。 |
| 剥がれ・隙間 | サイディングの継ぎ目で、コーキングが外壁から離れていませんか? ここが一番雨水が入りやすい箇所です。 |
| カビや汚れの付着 | コーキング周りが黒ずんでいる場合、雨水が浸入しやすくなっています。 ※内部に湿気がこもっていることも。 |
③ 放置するとどうなる?
- 外壁内部に雨水が侵入 → 断熱材・木部が湿気で劣化
- 内部にカビやシロアリ被害のリスク
- 見た目以上に家の寿命を縮める原因になります
- 特に注意すべき場所
ベランダ笠木・サッシまわり・換気フード周辺・外壁の縦目地
④点検・メンテナンスの目安
- 築 7〜10年ごとに一度は専門点検 を受けるのが理想
- 外壁塗装と同時に「コーキング打ち替え」することで費用を抑えられます
- 雨漏りが起きてからでは補修範囲が拡大し、費用が倍増することも
早めの点検で“外壁の健康診断”を!
上記でチェックポイントをいくつかご紹介させていただきましたが、普段から意識してみてみると、いろいろなことに気づくはずです。まずはお早めにご相談ください!
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合同会社TAIKEN
住所:静岡県浜松市中央区坪井町5445
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